【注意】
ご自身で行う場合、思わぬケガや事故が発生するおそれがあります。
ご自身の責任にて、慎重にご判断ください。
責任は負いかねますので、ご理解の上、読み進めてください。
こんにちは、ぽつ です!
今回は、自分でAndroidスマホを分解・処分したいと考えている方に向けて、
私が、自己流で分解した手順を解説していきます。
ただ、実際に行ってみた結果、自己流での分解はオススメしません。
その理由を先に知りたい方は、コチラからどうぞ。
Androidスマホの場合、初期化だけで安心できない

ミニマリストを目指すべく、
片付けを進めるうちに、ずっと後回しになっていたもの。
それは「スマホ」の処分。
ガラケーであれば、たいてい大手キャリアショップへ持ち込むと
ケータイパンチと呼ばれる、重そうな特殊工具で
その場で穴を開け、データをほぼ確実にその場で破壊してもらえます。
しかし、スマホの場合、自分でできるのは初期化まで。
i-phoneであれば、初期化のみでもデータは消えるようですが、
私が調べた限りでは、Androidは初期化のみで全てのデータが消えることはないようです。
ですので、処分するにあたって、個人情報漏洩の心配が拭えませんでした。
そこで、自ら分解して処分しようと思い、様々な動画を参考に実践。
その内容と、行ってわかった自己流での分解をオススメできない理由をまとめました。
自己流での分解をオススメしない理由 3選
まずは、分解をオススメしない理由から。
今回は、時間と興味があったので、自分で分解しました。
(機種は、SHARP AQUOSのスマホです。)
ですが、基本的にオススメしません。
それは、実際にやってみてわかった、3点の理由からです。
- ケガの危険性がある
- 準備や手作業に時間がかかる
- データが確実に消えたとは言えない
それぞれ、説明していきます。
ケガの危険性がある
スマホ分解の際、キリを使用しました。
隙間になかなか入らず、手元がすべり右手に持ったキリが、
左手に刺さりそうになるなど、ヒヤッとした場面がありました。
ケガをすることはありませんでしたが、
キリの先端部分が5mmほど破損してしまいました。
また、分解や衝撃などでガラス面が飛散してケガをする、
内部が発火するなどの、思わぬ事故がないとはいえません。
準備や手作業に時間がかかる
普段、DIYやハンドメイドをしている自分にとって、
分解はそこまで難しくなかったです。
しかし、スマホ1台で約1時間ほどかかりました。
手作業が慣れていない人にとっては、さらに時間がかかるかもしれません。
この手間や準備に必要な時間を考慮すると、オススメできません。
データが確実に消えたとは言えない
専門家ではありませんので、
データが保存されている場所を理解しているわけではありません。
物理的に破壊したとは言え、
確実にデータが消去されて安全とはいえません。
あくまで自己責任になります。
上記の理由から、
早く、安全に、確実にスマホを処分するのであれば、
信頼できる専門業者へ依頼するのが一番良いと感じました。
「それでも自分で分解したい方」へ手順を解説

上記を読んだ上で、分解したい方へ。
違う機種でも、今回の分解・処分した方法が参考になれましたら、幸いです。
まずは、準備するもの、続いて手順を記載します。
(例:SHARP AQUOS スマホになります。)
【準備するもの】
- 滑り付き止め軍手(手を保護)
- 養生テープ(ガラス飛散防止)
- 錐(キリ)
- 釘(クギ)
- 金槌(カナヅチ)
【STEP 1】スマホのガラス面に養生テープを貼る
作業中、スマホのガラス面が割れても、ケガをしないよう、
飛散予防として、スマホのガラス全面に養生テープを貼ります。
また、できれば周囲にものがない安全な作業台などで行うことを推奨します。
【STEP 2】キリをスマホの背面とフチの間に差し込む
注意:手にキリが刺さらないよう、注意してください。
この間に差し込むのがなかなか難しいですが、
ぐいぐいと何度か差し込んでいくうちに、隙間ができてきます。
そこからフチに沿って、キリを動かしていくと背面が剥がれます。
剥がれたら、てこの原理で背面を持ち上げると外れます。
まずは、衝撃などで発火の可能性があるので、電池パックを取り出します。
【STEP 3】黒く四角い部品などをクギとカナヅチで穴を開ける
緑の基盤に黒く四角い部品がついていると思いますので、
クギを当て、カナヅチで穴を開けていきます。
どれが記録装置なのか、正直、素人にはわかりません。
最後は、塩水に浸けて全体にダメージを与えるので、ここではざっくり穴を開けましょう。
分解していくと、普段見ることのない、
カメラやスピーカー、イヤホンジャックなどの部品を見ることができます。
【STEP 4】最終仕上げで塩水へ浸ける
大まかに破壊したとはいえ、まだまだ心配なので、
最終仕上げの塩水へ浸けます。
スマホが入るくらいの袋や空き缶に水と塩を入れます。
分量は、こちらも大まかに。
数時間から一晩、浸けるといいと思います。
その後、乾燥させ処分します。
まとめ
自分でスマホを分解する手順について解説しました。
- スマホのガラス面に養生テープを貼る
- キリをスマホの背面とフチの間に差し込む
- 黒く四角い部品などをクギとカナヅチで穴を開ける
- 最終仕上げで塩水へ浸ける
おそらく、これでほぼデータは破壊されたのではと思います。
初期化だけで処分するよりは、気持ちも安心です。
作業する場合は、くれぐれもケガや事故に気をつけてください。
この工程を読んで、やっぱり大変そうと感じた方は、
信頼できる専門の業者へ依頼するのがオススメです。
日常生活を送るうえで、手放せなくなったスマホには、
個人情報がたくさん詰まっています。
そのスマホを処分するにあたって、どの方法であっても、
ご自身が判断し、納得された方法で手放すことができたら、と思います。
では、また!
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